ボランティアは世界の常識。欧米の地方議会ーイギリス②(平成22年11月18日)

2010-11-18

パリッシュ
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自治体としてのパリッシュ。
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イギリスのパリッシュは、一般に非常に小さな自治体である。
住民の数が数十人とか数百人というところもある。
一方、人口が1万人とか、2万人というところもある。
2004年現在、パリッシュが8,700ほどあるといわれている。
人口1,000人未満のところが圧倒的に多い。
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パリッシュが法律上の基礎自治体として認められたのは1894年。
それ以後、パリッシュは、スポーツ施設や図書館を設置したり、水道を供給したり・・・等々と様々な業務を処理する自治体として機能してきた。
そのための税金を徴収しているのはもちろんである。
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こういう小さな自治体は、日本人の常識から言えば、減少していって当たり前ということになるのであろうが、イギリスのパリッシュの数は年々増えているという。
これは、パリッシュが存在しない地域で、新たにパリッシュが設置されはじめているためである。
(世界の地方自治制度より)

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